己こそ己の寄るべ

おはようございます。管理人です。

管理人は昨日仕事を終えて、道院に向かっている途中、あることに気づきました。

あっ今日インフルエンザの予防接種したんだった。

。。急遽練習をお休みしました。。

ということで本日は学科についてちょっと書こうと思います。

※以下はあくまで管理人の個人的解釈ですのでご了承ください。

少林寺拳法の拳士であれば鎮魂行の度に必ず唱和しているこの言葉。

「己こそ己の寄るべ、己をおきて誰によるべぞ、良く整えし己こそ、まこと得がたき寄るべなり。」

とてもざっくり言うと

全部自分次第

ということです。

この言葉は仏教の経典である「法句経」の中の一節を引用しています。

他者に依らず、祈祷、奇跡にも依らず、自己を寄り所とできるようにひたすら自己の調御(心を調え制御する)に励みなさい。

というお釈迦様の言葉です。

どんな状況に置かれたとしても心で感じることは自分次第でなんとでもなると言うことです。

同じ状況にいるはずなのに片方の人は幸せを感じているのに対して片方の人は不幸を感じているということはありませんか?

結局は自分が”どう思うか”なんですよね。

ベストセラーになったスティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」

一番初めに出てくる考え方が「インサイド・アウト」です。

結局はその人が物事を”どう見るか”ということです。(詳しくは是非読んでみてください)

この自己の調御が出来るようになるための修行法として仏教では八正道を挙げています。少林寺拳法ではいわゆる内修という形で修行しています。(詳しくは是非お近くの道場へ)

どんなときも幸せを感じられればある意味最強ですね。

これが悟りの世界でしょうか。

管理人にはまだまだ遠い境地ではありますが、管理人もなるべく感謝を感じるように心がけています(内修の1つで感謝行)。

皆が幸せで優しい気持ちを持てる世の中にしていきたいですね。

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