こんばんは。管理人です。
今日は兄弟子と二人で錫杖と如意の練習に行ってきました。
錫杖、如意というのは少林寺拳法で使用される法器(いわゆる武器)のことです。
錫杖というのは宗門の行者が、諸国行脚の時に歩行を助けるために用いている物です。
お坊さんがよく持っているシャリンシャリンと音がする長い棒ですね。
如意というのは如意棒の事で、鉄または堅い木や竹の根などで作った短棒のことです。
一般の道院や支部では錫杖や如意を学べる機会はほとんど無いと思います。
私は昔から錫杖を学びたかったのですが、調布道院に転籍した際に兄弟子に誘って頂き東京錫杖研究会というところで学ばせて頂いています。
私と兄弟子も昔、東京都大会で演武させて頂きました。(3組演武している内の1組です)
さて、そんな錫杖研究会なのですが、コロナが起きてからは休止休止の連続でずっと練習が出来ない状態でした。
それが今回、本当に久しぶりに開催されたものです。
普段あまり対人で練習できないので、(錫杖/如意の)法形の練習はとてもいい練習になりました。
特に相手に当てる感覚や、受けの感覚は練習しないと忘れてしまいますのでとても大事です。
私は仕事で昔、警棒の訓練を受けたことがあるのですが、護身の技術として武器術を学ぶことはとても大事な事だと個人的には思っています。
さすがに錫杖や如意を普段から持ち歩くことは難しいですが、何かあったときに近くに落ちている物を使って身を守れるくらいにはなりたいなと考えています。
もし、錫杖や如意に興味がある方がいらっしゃいまいしたら、是非東京錫杖研究会へ。
それではまた!