こんばんは。管理人です。
先日の金曜日の練習で無事、一年間の練習を納めることが出来ました。
※管理人は家族とクリスマスパーティーでおやすみでしたが。。(^_^;)
振り返ってみると今年はコロナの影響で長期間修練が出来ない日が続いて、結局活動期間としては半分くらいしか活動できない一年でした。
休眠から中々復帰できない拳士もいて、早くこのコロナが収束してくれればなと思います。
一つ一つ自分が出来る事をしていきたいですね。
さて、今回のブログは管理人の雑談です。
テーマは「少林寺拳法を続ける目的は何か?」についてです。
少林寺拳法では学科で「修行の心得」というものを学びます。
その中の一つ目が「修行目的の確立」。
読本(少林寺拳法の学科で使用する本)の内容をそのまま引用すると
人は明確な目的がなければ、積極的な行動ができません。まず拳士は修行の目的を明確にすることです。
少林寺拳法の修行は「護身練胆」「精神修養」「健康増進」の「三徳」を兼備したものです。拳士は自己確立の基となる、身心ともに健全でたくましい自己、また自他共楽に根ざした理想境(社会)の実現という目的に向けて、積極的な行動ができる自己に改革していくよう努力します。ここに修行の意義があるのです。
とのことです。
開祖(少林寺拳法の創始者)はこの日本を良くしたいと考えていらっしゃいました。
その為にまず人を育てなければいけないということで少林寺拳法を創始し、青少年達に拳技の指導を通して人間としてどうあるべきかを説き続けました。
そして、亡くなられる直前まで青少年の育成について考えられていたそうです。
私は開祖とお会いしたことがありませんので、開祖が残した本や先生方のお話からしか開祖を知ることが出来ません。
ですが、こういったお話しから推察すると、ものすごく強い目的意識を持っていらっしゃったのだと思います。
さて、翻って自分が少林寺拳法を続ける目的を考えてみると、中々難しいものがあります。
もちろん拳士として自己確立、自他共楽ということは意識して修行してはいますが、自分の人生をかけて青少年を育成するぞ!という気概があるかと問われると「う~ん。。」という感じです。
元々私は強くなりたいという思いで少林寺拳法を始めました。
とにかく強くなりたくて、色々な武道を研究したり、実際に他武道の道場で学んだこともありました。
そして今も当時と同じくらい強くなりたいという思いがあるかというと、そこも「う~ん。。」という感じです。
では何故今も続けているのか?と問われると、それは多分調布道院が好きだからです。
これまで色々な道院を経験してきましたが、今も続けられているのはおそらく調布道院だったからだと思います。
色々とお叱りを受けそうな発言ですが、この「好き」とか「楽しい」という気持ちって大事なんじゃないかなと思うんです。
壮大な志を持って修行を続けられる事はとても素晴らしい事だと思いますが、まずはこの「好き」とか「楽しい」と思う気持ちを大事にして、来年もコツコツ続けていきたいな・・と思います。
それではまた!